2005年08月31日

アイランド(劇・3)

私のおすすめ度:★★★

7月某日、私は映画をハシゴしました。1本目はS、2本目はIという映画です。

2本目のIもいい映画だとは思うのですが、
1本目のSの内容が強烈というかショッキングだったために
Iの評価は低くなってしまいました。

そう、Sとはスターウォーズ、Iとはアイランドです。
しかもどちらもユアンマクレガーが主役級の映画なのでした。

お話は、
大気汚染された外界から隔離された空間で過ごす未来の人類。なぜか子どもはいない。
彼らの唯一の生き甲斐は憧れの地最後の楽園アイランドへ行くことだった。
アイランドに行けるのは毎日1回の抽選の当選者と陣痛がきた妊婦だけ。
果たしてアイランドとはどんなところなのか・・・

謎解きあり、スリルあり、アクションあり、ちょっとしたどんでん返しあり
となかなか楽しめる映画でした。
社会への警鐘を打ち鳴らす作品でもありいろいろと考えさせられます。
クローン技術が発達しつつある現代社会では決して絵空事でないあり得る話だと思います。

主人公を手引きしてくれた技術者がかわいそうでした。
殺し屋の気が変わったのは今ひとつ理由に欠けたと思います。
結末では解放されたけど、真の解放は難しいだろうなというところで終わりました。
それだけ難しい問題(あってはいけない問題)を抱えた題材だったと思います。


最後に一言:殺し屋は本当に間違えたのかな?

B000BIX81Oアイランド
ユアン・マクレガー カスピアン・トレッドウェル=オーウェン マイケル・ベイ
ワーナー・ホーム・ビデオ 2005-11-25

by G-Tools

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2005年08月30日

皇帝ペンギン(劇・3)

私のおすすめ度:★★★

娘(小5)と二人で観ました。
ちょっと難しかったかもしれませんが、じっと観ていました。
後から聞いたら「おもしろかったよ」ということでした。
「おもしろい」はもちろん、楽しいでなく興味深いという意味です。

まず冒頭で皇帝ペンギンが、
同じところに同じ道を通って集まってくるところに驚きました。
それから皇帝ペンギンの厳しい自然との闘いの1年が始まります。

全編どうやって撮影したんだろう。
スタッフの苦労が伺える素晴らしい作品でした。
やはり自然は厳しく偉大ですね。

ナレーションの大沢たかおもとても良かった。
子どもの声は妖怪大戦争の主役の子らしいですが、これもぴったりでした。

最後に一言:アザラシはペンギンを食べるんですね。



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レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語(劇・4)

私のおすすめ度:★★★★

私はこんな映画好きです。
映画全体のカラーというか雰囲気が好きです。
この良さはビデオではちょっと感じられないでしょうね。

突然両親を失った三兄弟が、次々と襲う不幸せ(不幸せというより困難)を
力を合わせて乗り切ってゆくというお話。

原作はベストセラーの児童文学らしいです。
日本版は現在8巻まで出ていて映画はその3巻までのお話です。
ということは続編が作られるのでしょうか。だったら楽しみです。

長女が発明をするところで髪のリボンを結ぶのですが
アニメの一休さんみたいな感じです。
あまり美人じゃないけどこの長女は何とも魅力的な少女です。

あと、ジム・キャリーの悪役がとてもはまってました。


最後に一言:原作もそのうち読もうかな。

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奥様は魔女(劇・3)

私のおすすめ度:★★★

しまった。
つい時間があったので何も考えずにこの映画を観てしまった。

これは女性と観る映画だ。
しかもその後、おいしいワインを飲みながら食事をして、・・・

しょうがないのでストーリーを簡単に。
魔女の世界から普通の生活に憧れて人間界にやってきたイザベル(ニコール・キッドマン)が
落ち目の俳優ジャック(ウィル・フェレル)の相手役に抜擢されて繰り広げられるラブコメ?

ニコール・キッドマンほどビッグになった女優がこんな軽快な作品に出ることに
少し驚いたけど、さすがキッドマン、世間知らずのウブな魔女役を可愛く演じていました。
劇中のセリフのように、たまには「普通の生活がしたいの」かもしれません。

ところで、日本版テーマソングってどういう意味があるんでしょう。
この映画には松田聖子の歌が日本版テーマソングになっていたようだけど
映画の宣伝というより、歌の宣伝に映画が使われているだけで映画にとってはマイナス。
と思うのは私だけでしょうか?

最後に一言:デートにおすすめ



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亡国のイージス(劇、3)

私のおすすめ度:★★★

B000BQVDH2亡国のイージス コレクターズBOX (初回限定生産)
真田広之 福井晴敏 阪本順治
ジェネオン エンタテインメント 2005-12-22

by G-Tools



姑獲鳥の夏と妖怪大戦争で
やっぱ邦画はだめかな
と思っていたらこれは良くできていました。
全編飽きさせることなくストーリーが展開してゆきました。
日本映画も捨てたもんじゃないなと思っていたら
この映画、なんとハリウッドで編集しているそうじゃないですか。(ちょっとがっかり)

原作は福井晴敏のベストセラー
本好きの私ですが、読んでいません。
福井氏の新聞等でのコメントが妙に右寄りで
敬遠していたからです。
(最近の朝日新聞でのコメントはむしろ左寄りでした。私の思い違いだったのかな?)

しかし内容は(映画に関しては)右寄りということもなく
現実に起こってしまう可能性もある自衛隊イージス艦の乗っ取り事件に
二人の勇敢な男が立ち向かうという
「ホワイトアウト」や「ダイハード1」みたいな話でした。

原作の映画化ということで主人公如月と工作員の少女のロマンスとか
工作員の過去・如月の過去等に十分な時間がとれず
中途半端な面はあったにせよ見応えのある映画に仕上がっていました。
でも安藤政信演じる工作員が真田広之演じる先任伍長にやられるところは無理がないかな?
ヨンファ(中井貴一)も詰めが甘すぎ。

私はよく知りませんが、監督は今までマイナーな作品で好評かを得ていた方だとか
大作だったからでしょうか?あまり冒険してなかったのが残念といえば残念。

司令室で総理と都知事が大げんかするとかいう場面があったら
面白かったのではと思う次第です。

映画館には自衛隊募集の広告がたくさんありましたが、
そんな映画じゃないんですがね。
まあ自衛隊が乗っ取りに逢う内容なのに自衛隊の全面協力を得た裏には
この広告配置の条件があったんでしょうね。

テーマは「とにかく生きろ」ということで
国より人の命を大事にしているところに好感が持てる映画でした。


最後に一言:いのちが大事

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2005年08月29日

妖怪大戦争(劇、1)

私のおすすめ度:★

妖怪好きにはたまらないでしょうね。
大戦争というよりは「妖怪祭りだ!わっしょい!」
という感じです。

キャスティングも誰がやっているのかと探す楽しみがあります。
栗山千明があまり美しくなかったのが残念。
妖しく美しい妖怪を演じて欲しかった。

清志郎の音楽が良かった。
小豆の歌なんて最高です。


最後に一言:妖怪好きな人以外にはおすすめしません。
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ロボッツ(劇、3)

私のおすすめ度:★★★

家族全員で観に行きました。
子どもから大人まで誰もが楽しめる映画。
大人は少し目が回るかもしれませんが・・・

ロボットが2歳用、3歳用とパーツを換えて成長していくという発想が
とても斬新だと思いました。
ストーリーは単純ですが、ミュージカル的な要素もありとても楽しい映画でした。

よけいなことを考えずに1時間半楽しみましょう。


最後に一言:アフレコの草なぎ君と顔がよく似ていました。

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クライシス・オブ・アメリカ(ビ、2)

私のおすすめ度:★★

メリルストリープ演じる上院議員の息子が副大統領候補となるが
実は脳と体に埋め込まれたチップで操られていたっていうお話。

冒頭でボーイスカウトに愛国心を説くデンゼルワシントンに
不快な印象を受けるけど、
自分も洗脳されていたことに気付き真相を解明していくことになる。
最後の方のFBIが犯人をでっち上げるところはありそうで怖い。

結局最後は国を救うために一人の人間を救えないというところが残念。

最後に黒澤の「悪いやつほどよく眠る」的なシーンがあればもっと良かったのに残念。

それにしても邦題の「クライシス・オブ・アメリカ」(アメリカの危機)なんて
陳腐なタイトルはないでしょう。
原題は「THE MANCHURIAN CANDIDATE」
直訳すると「満州の候補者」だけど
満州国の傀儡政権をもじって「あやつられた候補者」とでも訳すことになるのでしょうか。
「クライシス・オブ・アメリカ」とするくらいなら
「クライム・オブ・アメリカ」(アメリカの犯罪)とした方が
挑発的で良かったんじゃない。


最後に一言:ラストにもうひとひねり欲しい

posted by 中年映画少年 at 21:15| Comment(0) | TrackBack(2) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

姑獲鳥の夏(劇、2)

私のおすすめ度:★★

京極ファンとしては
待ちに待った映画といいたいところですが、
正直これは映画にしてほしいけど、してほしくない作品でした。

よく映画化不可能と言われた原作を映画化したという
うたい文句がよくあるけれど、
これはまさに映画化不可能だと思っていたのですが、
観終わってやっぱり不可能だったなあという感じでした。

原作を読んでる人はわかると思いますが、
この話の最も重要なところは
人には見えないものもあるというところなのに
見せることがいのちの映画で見せながら見せないことは無理でしょう。
と言うわけのわからない説明になってしまったけど
やっぱりこの作品は映画で見るものではない。
原作で読みましょう。

それから当たり前ですが、
この映画を見ただけで京極夏彦作品は「たいしたことないな」と勘違いしないように。
原作はすごいんですから。
私なんか人生観変わりました。

せっかくだから作品の紹介を少しすると
妊娠20ヶ月の妊婦の不思議、行方不明の夫探し、連続新生児誘拐事件を
さえない作家関口君が京極堂と呼ばれる古本屋兼陰陽師や探偵榎木津の協力を得て
真相を解明するというお話。

密室で夫は消えたわけだけど、密室トリックを期待して観ていたらがっかりします。
この作品はトリックとかストーリーとかそういうことでなく
京極ワールド、京極夏彦の精神世界を感じる作品なのです。

キャスティングのことを一言触れておきたいと思います。
堤真一はどんな役でもこなせる私の大好きな俳優の一人ですが、
残念ながら京極堂役は堤さんではダメ。
もっと変わった人。存在自体が不思議な雰囲気を持った人がよかったと思います。
やはり野村萬斎あたりが適役かと。(「陰陽師」の2番煎じですが)
むしろ関口役に堤真一がよかったのではと思います。関口役は野村宏伸でもいいかな。
榎木津役は阿部寛でまあまあです。出番が少ないのが残念でした。
私としては榎木津は市川染五郎がいいと思いますが。

私の結論としてこの映画は小説の宣伝とでも位置づけてしまおうと思っているところです。

ところで完璧主義者の京極夏彦自身はこの映画をどう思っているのでしょうか?


最後に一言:原作を読もう!

posted by 中年映画少年 at 00:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月28日

ミリオンダラーベイビー(劇、5)

私のおすすめ度:★★★★★

クリントイーストウッドというと
小学生の頃たまたまテレビで観た「荒野の用心棒」で、私はファンになりました。
まさに西部劇のヒーローでした。
それが、「ダーティハリー」シリーズでアウトローの警官を演じ
「ダーティハリー3」や「ガントレット」の頃は少し見飽きたという感じになりました。
それどころか、威張ったおじさんでいやなやつだなという気持ちを持つようにさえなり、ほとんど興味を持つことはなくなりました。

当然ながら、アメリカのどこかの市の市長であったことは知っていますが
どんな施策をする市長だったかは知りませんし、
(最近、知った情報によると共和党だったとか?やっぱりそのころはいやなやつだったのかも?)
その後多くの映画の監督をし、数々の賞を受賞しているという事実しか知りません。
つまり、私の興味の対象から全く外れていたわけです。

でもこのミリオンダラーベイビーはとてもすばらしい映画でした。
こんなに感動したのは久々だったので思わずパンフレットも買ってしまいました。

映画の前半はある女性ボクサーのサクセスストーリーとして描かれていますが、
常にどこかに悲しい寂しい雰囲気でストーリーが展開してゆきます。
そして、タイトル戦。悲劇が起こります。

映画を見終わった後、しばらくはこの映画のことばかり考えていました。
主人公のマギーにとって人生とはどんなものだったのだろう?
マギーにとって自分の身体を動かすことが最も生きていると感じる瞬間だった。
その身体を動かすことが、絶たれてしまった彼女にとって
生きている意味は無くなってしまった。
しかし、確実に生きていた瞬間があった。
その事実があれば彼女は満足だったのだろうと思いました。

そしてもうひとつの疑問
「どうしてイーストウッドはこんな映画を撮ったのだろう?」
そんな疑問がしばらく頭から離れませんでした。

結論は出なかったけれど、一つだけ言えるのは
彼の現在のテーマは「死」なんだろうということです。
「死」とは、あるいは「生」とは何かという疑問をこの映画は
観客の一人一人に投げかけています。

この映画の結末には賛否両論あるだろうと思います。
安楽死否定派の私としては、否定論者になるのがもっともな話でしょうが、
こんな結末もあっていいんじゃないか。というのが、私の感想です。
とにかく考えさせる映画であることは間違いありません。

レモンパイのエピソードは原作にはないということらしく、
イーストウッドの創作でしょうか。
このあたりが日本映画とはセンスの違いを感じます。

映画全体のセンスも良く、音楽もいい。
音楽担当もクリントイーストウッドと知り、才能の豊かさに驚かされました。
他のイーストウッド監督作品も観てみたいと思いました。

それにしても主演のヒラリースワンク。とても輝いていました。
まさに映画の人物そのものになりきっていたし、
映画よろしく一発でノックアウト。ファンになりました。
アカデミー賞2回目受賞というのもうなずけます。
モーガンフリーマンも良かったし、いい映画です。

”デインジャー”というまったく才能の無いボクサーが出てくるところで
物語に一味ついています。まさしく「生」とは何かを問いかけているようです。


最後に一言:久々にもう一度見てみたい映画でした。


posted by 中年映画少年 at 23:24| Comment(1) | TrackBack(1) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画少年

私は、高校生の頃映画少年でした。
通っていた高校が映画館のある町にとても近かったので
週末となると毎週映画館通い。

多いときは月に14本観たこともありました。
当時は二本立てという制度があったせいもあるかもしれませんが、
高校生としてはよく見ていたものだと思います。
そのころの映画代は1000円の大台にのった頃だと思います。
月14本というと2本立てですので7000円くらいでしょうか。
小遣いのほとんどは映画代に消えていました。

大学に入り、アルバイトで稼ぐようになり、
自由な時間も増えたにもかかわらず、
映画館に行く機会は減ってしまいました。

他にもすることができたからかもしれません。
また、映画館はカップルばかり。
私みたいな彼女いない人間は自然と映画館から遠ざかってしまいました。

それからも時々映画を観ることはありましたが、
多くて月1回
レンタルビデオの普及もあり
映画館に足を運ぶことも少なくなりました。

そして40歳を超えた今、ある同僚の影響で
映画館に通うことが次第に増えてきました。
映画について論ぜずにはいられない。そういう気持ちも出てきました。

これから、しばらくは映画についてのことを思いつくままに書いてみようと思います。

永遠の映画大好き少年として。

posted by 中年映画少年 at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | その他雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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