2005年10月15日

シンデレラマン(劇・5)

私のお薦め度:★★★★★

必見です。2時間半があっという間でした。
心が揺り動かされました。

ストーリーは単純明快、三行で説明できるくらいですが、
ストーリーは全く知らないで観るべきだと思います。
じっくりとゆっくりと物語が進んでゆきます。

最後のシーンは正に、手に汗握りました。
手のひらがぐっしょり。
おまけに目の周りもぐっしょりなってしまいました。

最近、エンターテイメント作品が続いていたので
久々に余韻を残したまま映画館を出た気がします。

本当はもう一本連続で観る予定でしたが、
もったいなくて、そのまま二本目は観ずに帰ってきました。

ラッセルクロウ、とてもすてきなお父さんでした。
レネー・ゼルウィガーもとても魅力的でした。妻として母として。

家族の映画ですね。
私は家族の映画が大好きです。
一番好きなのは「ゴッドファーザー」と「ゴッドファーザーパート2」
家族の映画は涙なしでは観られなくなってしまいます。


posted by 中年映画少年 at 16:53| Comment(0) | TrackBack(3) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月12日

頭文字D(劇・4)

私のお薦め度:★★★★

コミック本が原作、香港映画(実は今はやりの韓国映画と思っていました)
ということでちょっとナメてましたが、かなり良くできてました。

といっても原作のファンでしたから、
原作の人気を利用して映画化しただけの軽いノリの映画だろうと思ってました。
しかし、原作に忠実にしかも原作の迫力をそのままに映像で再現、脱帽です。

いきなりオープニングからアジアンラップと峠を攻めるマシンの動きに
グイーッとつかまりました。

キャストも実に合っている。
コミックを読んだときは、文太をみて、現実にはこんな親父はいないだろーと思っていましたが
映画の文太はコミックのイメージそのもの。こんな俳優日本にはいないなーという感じです。
コミックではたぶん菅原文太をモデルにしているのでしょうが、
こっちの方がずっこけてる分、良かったです。

高橋涼介役のエディソン・チャンや中里役のショーン・ユー
かっこよかったです。これも日本人じゃだめですね。
日本人ならたぶん反町隆史や吉田栄作あたりがやったんでしょうけど
この二人で良かった。
いつき役も原作そのままのイメージでよく演じてました。

もちろん主人公の拓海役ジェイ・チョウもぼーっとしているところが
拓海のイメージにぴったり、なつき役の鈴木杏もいいです。

これは日本でなく香港の俳優でやって大成功でした。

恐るべし「華流(ファーリュウ)」です。

ストーリーもつい自分の立場とダブらせてみてしまうところもありましたし、
あとに残るほどじゃないけど胸に迫るところもあったし、
カースタントもすごかったし、おすすめです。

正直言って、全く期待していなかったし、観る予定でもありませんでした。
その分よくみえたのかもしれませんが・・・

帰りの車の運転はついついカッコつけてハンドルをきってしまいました。



posted by 中年映画少年 at 23:29| Comment(0) | TrackBack(1) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月23日

TAXI3(ビ・3)

高速バスの中で上映していたので観ました。

ビデオレンタル店でよく並んでいるのを観ていたので
こんなシリーズがあるのはしていましたが、おもしろいんですね。
何も考えずに最初から最後まで楽しめました。

マッハ号みたいなタクシーとドライバー、
そして間抜けだけど憎めない警察署の面々の
ハチャメチャ・アクション・コメディ映画とてんこ盛り映画でした。
とても楽しんでみました。
今度1・2も観てみます。


posted by 中年映画少年 at 09:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月11日

チャーリーとチョコレート工場(劇・5)

私のおすすめ度:★★★★★

私は甘いモノは、好きではありません。
でもチョコレートは大好きです。
甘いモノが嫌いなのにチョコレートが好きはのはおかしい。ヘンだ。
とよく妻に言われますが、チョコレートの甘さは違うんです。
チョコレートは甘いというのとはちょっと違う。美味しいんです。
「チョコレートは理屈抜きで楽しい食べ物なんだ。」
そう、この映画は理屈抜きで楽しい映画です。
とにかく面白かった。

変な妙な話とノリなんですけど、
正に奇才ティムバートンの作品です。

ストーリーは、誰も中を見たことのないチョコレート工場に
世界でたった5人の子どもだけが招待されるというお話。
イヤ〜な子どもと親が出てきて、それがまた期待を裏切らずに
こらしめられるという童話などにありがちなパターンだけど、
そのこらしめられ方がちょっと変わってる。無理矢理自滅させられてます。
最後はチョコレートより大事な○○で、めでたしめでたし!!

原作チョコレート工場の秘密は昔からある児童文学だそうですが、映画ではオリジナルが入っているようです。原作も読みたくなりました。

映像にしろ、音楽にしろ、これはビデオで見たら面白さは半減してしまうでしょうね。
やっぱり映画は映画館で観ましょう。

ウンパルンパの踊りと歌が何とも言えない味を出しています。
サントラ買っちゃおうかな。

最後に一言:映画ってやっぱりいいモンですね。

チャーリーとチョコレート工場 オリジナル・サウンドトラック
チャーリーとチョコレート工場 オリジナル・サウンドトラックダニー・エルフマン サントラ

ワーナー・ホーム・ビデオ 2005-09-02
売り上げランキング :

おすすめ平均 star
starウンパルンパ最高
star何度も聞いてしまうサントラ、買ってよかった
star楽しさが詰まってます

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



posted by 中年映画少年 at 03:20| Comment(0) | TrackBack(8) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月06日

バットマン・ビギンズ(劇・4)

私のおすすめ度:★★★★
B00067HDW0バットマン ビギンズ 特別版
クリスチャン・ベール クリストファー・ノーラン マイケル・ケイン
ワーナー・ホーム・ビデオ 2005-10-28

by G-Tools



今までのバットマンとは違う、と聞いていたけど
なかなか見応えのある上品な作品に仕上がっていました。

今までのバットマンもそれなりに面白かったけど、
今までと違うのは、人間ドラマがあるというところ。
バットマン誕生までの、一人の人間の苦悩が
マイケルケイン、モーガンフリーマンといった脇役陣に
しっかりと支えられて描かれていました。
もちろんアクションシーンもたくさんあって見所の多い映画でした。

ハリウッドのエンターテイメントをヨーロッパの雰囲気で作りました。
というところでしょうか。

それにしても、バットマンは実は超お金持ちだったんですね。
じゃないとあのクルマには乗れませんから、当たり前といえば当たり前。
その辺がスパイダーマンと正反対のキャラでした。

ビギンズだから、続編があるんでしょうか?


最後に一言:渡辺謙の出番が少ない。



posted by 中年映画少年 at 12:53| Comment(0) | TrackBack(4) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月05日

オーシャンズ12(ビ・3)

B0009I8T4Wオーシャンズ 12
ジョージ・クルーニー スティーヴン・ソダーバーグ ブラッド・ピット
ワーナー・ホーム・ビデオ 2005-07-01

by G-Tools


ビデオで観ました。私のお薦め度:★★★

オーシャンズ11の続編ですが
11の方が良かったかな?
13はないでしょうね。

フランスの大泥棒フォックスさんがかわいそうでした。

マットデイモンは未熟な若者役をうまく演じていると思います。
マットとブラピが逆の立場の役で演じるのも観てみたい気がします。

ジョージ・クルーニーが何度も「俺、50歳に見える?」というシーンは
ナンだったのでしょうか?
何ともお茶目なシーンでした。

ブルースウイルス役ででていたブルースウイルスは
エンドクレジットに名前がないようでしたが、
日本でいう特別出演・友情出演みたいなものだったのでしょうか?

また映画のストーリーとはあんまり関係ないコメントばかりを書いてしまいました。
それだけ楽しめる映画だったということでしょう。


posted by 中年映画少年 at 19:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コンスタンティン(ビ・1)

私のおすすめ度:★
B000BKJLOUコンスタンティン(UMD Video)
ワーナー・ホーム・ビデオ 2005-11-25

by G-Tools


コレは是非、劇場で観たかったのですが、
残念ながら時間がなかったので、ビデオがでるのを待って見ました。

なぜ劇場で観たかったのかというと、
予告編を観て「マトリックス」と同じくらい期待感を感じたからです。
でもそれはただ単にキアヌ・リーブスが出ていたからにすぎなかったようです。

何が何だかわからなかった。
半分眠りながら観てしまい、途中で起きてはリバースさせて観ました。
私の感性に合わないようです。
期待していただけに評価が低くなりました。
(評価については私の期待度分を差し引いてください。)

まず、主人公がどうしたいのか目的がわからない。
映画全体がどういう結論に向かいたいのか?何が謎なのか?
何を期待して私たちは観ればよいのか?
よくわからないうちに映画は終わってしまいました。

DVDの別音声で監督のコメントが入っていましたので、
それを聞けば何かわかるかもしれませんが
そこまで観る気力はありませんでした。

悪魔祓いがただやたらとたばこを吸いまくる。
そういう映画でした。

悪魔の世界と天使の世界についての解説はおもしろかったけど

最後に一言:予告編だけ観れば十分!?


posted by 中年映画少年 at 18:30| Comment(3) | TrackBack(6) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月04日

スターウォーズエピソード3(劇・5)

私のおすすめ度:★★★★★

B0000AIRN3スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐
ヘイデン・クリステンセン ジョージ・ルーカス ユアン・マクレガー
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2005-11-23

by G-Tools



もう、映画好きなら誰でも観ているでしょう。

とにかく強烈でした。
衝撃的でした。

アナキンがダース・ベイダーになるということは
わかっているのに
あの黒い衣装・生命維持装置を身につけることはわかっているのに
あの姿を見たときは寒気がするくらい衝撃的でした。

なぜあそこまでアナキン=ダース・ベイダーを追いつめなければならなかったのか。
正にこのスターウォーズシリーズは
アナキン=ダース・ベイダーの悲劇です。

この結末のために今までの5作はあったのですね。
エピソードWを制作した頃のルーカスは
Wがもっともおもしろい企画だったから
Wを最初に作った。
と話していたけどとんでもない。

この順番で描いてこそ、この物語は成立しています。
この25年の年月は必要十分な期間だったんですね。


スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐
posted by 中年映画少年 at 16:47| Comment(0) | TrackBack(7) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月01日

宇宙戦争(劇・2)

私のおすすめ度:★★

B00067HDWU宇宙戦争 スペシャル・コレクターズ・エディション
トム・クルーズ H.G.ウェルズ スティーブン・スピルバーグ
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 2005-11-09

by G-Tools


スピルバーグ作品としては全然おもしろくなかった。

結末があまりにもあっけない。
あんなに絶望的な状況を
あんなに単純なことで終わらせてしまうなんて

最後まで、とことんやられっぱなしの方がまだ良かったのに。

ところどころ矛盾を感じるところもあるし
スピルバーグ作品としては20点
ルーカスに対抗して何とか間に合わせに作った作品だと思いました。

最後に一言:B級映画なら80点。
posted by 中年映画少年 at 20:27| Comment(0) | TrackBack(2) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月31日

アイランド(劇・3)

私のおすすめ度:★★★

7月某日、私は映画をハシゴしました。1本目はS、2本目はIという映画です。

2本目のIもいい映画だとは思うのですが、
1本目のSの内容が強烈というかショッキングだったために
Iの評価は低くなってしまいました。

そう、Sとはスターウォーズ、Iとはアイランドです。
しかもどちらもユアンマクレガーが主役級の映画なのでした。

お話は、
大気汚染された外界から隔離された空間で過ごす未来の人類。なぜか子どもはいない。
彼らの唯一の生き甲斐は憧れの地最後の楽園アイランドへ行くことだった。
アイランドに行けるのは毎日1回の抽選の当選者と陣痛がきた妊婦だけ。
果たしてアイランドとはどんなところなのか・・・

謎解きあり、スリルあり、アクションあり、ちょっとしたどんでん返しあり
となかなか楽しめる映画でした。
社会への警鐘を打ち鳴らす作品でもありいろいろと考えさせられます。
クローン技術が発達しつつある現代社会では決して絵空事でないあり得る話だと思います。

主人公を手引きしてくれた技術者がかわいそうでした。
殺し屋の気が変わったのは今ひとつ理由に欠けたと思います。
結末では解放されたけど、真の解放は難しいだろうなというところで終わりました。
それだけ難しい問題(あってはいけない問題)を抱えた題材だったと思います。


最後に一言:殺し屋は本当に間違えたのかな?

B000BIX81Oアイランド
ユアン・マクレガー カスピアン・トレッドウェル=オーウェン マイケル・ベイ
ワーナー・ホーム・ビデオ 2005-11-25

by G-Tools

posted by 中年映画少年 at 22:10| Comment(0) | TrackBack(2) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月30日

皇帝ペンギン(劇・3)

私のおすすめ度:★★★

娘(小5)と二人で観ました。
ちょっと難しかったかもしれませんが、じっと観ていました。
後から聞いたら「おもしろかったよ」ということでした。
「おもしろい」はもちろん、楽しいでなく興味深いという意味です。

まず冒頭で皇帝ペンギンが、
同じところに同じ道を通って集まってくるところに驚きました。
それから皇帝ペンギンの厳しい自然との闘いの1年が始まります。

全編どうやって撮影したんだろう。
スタッフの苦労が伺える素晴らしい作品でした。
やはり自然は厳しく偉大ですね。

ナレーションの大沢たかおもとても良かった。
子どもの声は妖怪大戦争の主役の子らしいですが、これもぴったりでした。

最後に一言:アザラシはペンギンを食べるんですね。



posted by 中年映画少年 at 21:44| Comment(0) | TrackBack(5) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語(劇・4)

私のおすすめ度:★★★★

私はこんな映画好きです。
映画全体のカラーというか雰囲気が好きです。
この良さはビデオではちょっと感じられないでしょうね。

突然両親を失った三兄弟が、次々と襲う不幸せ(不幸せというより困難)を
力を合わせて乗り切ってゆくというお話。

原作はベストセラーの児童文学らしいです。
日本版は現在8巻まで出ていて映画はその3巻までのお話です。
ということは続編が作られるのでしょうか。だったら楽しみです。

長女が発明をするところで髪のリボンを結ぶのですが
アニメの一休さんみたいな感じです。
あまり美人じゃないけどこの長女は何とも魅力的な少女です。

あと、ジム・キャリーの悪役がとてもはまってました。


最後に一言:原作もそのうち読もうかな。

posted by 中年映画少年 at 21:16| Comment(0) | TrackBack(4) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奥様は魔女(劇・3)

私のおすすめ度:★★★

しまった。
つい時間があったので何も考えずにこの映画を観てしまった。

これは女性と観る映画だ。
しかもその後、おいしいワインを飲みながら食事をして、・・・

しょうがないのでストーリーを簡単に。
魔女の世界から普通の生活に憧れて人間界にやってきたイザベル(ニコール・キッドマン)が
落ち目の俳優ジャック(ウィル・フェレル)の相手役に抜擢されて繰り広げられるラブコメ?

ニコール・キッドマンほどビッグになった女優がこんな軽快な作品に出ることに
少し驚いたけど、さすがキッドマン、世間知らずのウブな魔女役を可愛く演じていました。
劇中のセリフのように、たまには「普通の生活がしたいの」かもしれません。

ところで、日本版テーマソングってどういう意味があるんでしょう。
この映画には松田聖子の歌が日本版テーマソングになっていたようだけど
映画の宣伝というより、歌の宣伝に映画が使われているだけで映画にとってはマイナス。
と思うのは私だけでしょうか?

最後に一言:デートにおすすめ



posted by 中年映画少年 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(5) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月29日

クライシス・オブ・アメリカ(ビ、2)

私のおすすめ度:★★

メリルストリープ演じる上院議員の息子が副大統領候補となるが
実は脳と体に埋め込まれたチップで操られていたっていうお話。

冒頭でボーイスカウトに愛国心を説くデンゼルワシントンに
不快な印象を受けるけど、
自分も洗脳されていたことに気付き真相を解明していくことになる。
最後の方のFBIが犯人をでっち上げるところはありそうで怖い。

結局最後は国を救うために一人の人間を救えないというところが残念。

最後に黒澤の「悪いやつほどよく眠る」的なシーンがあればもっと良かったのに残念。

それにしても邦題の「クライシス・オブ・アメリカ」(アメリカの危機)なんて
陳腐なタイトルはないでしょう。
原題は「THE MANCHURIAN CANDIDATE」
直訳すると「満州の候補者」だけど
満州国の傀儡政権をもじって「あやつられた候補者」とでも訳すことになるのでしょうか。
「クライシス・オブ・アメリカ」とするくらいなら
「クライム・オブ・アメリカ」(アメリカの犯罪)とした方が
挑発的で良かったんじゃない。


最後に一言:ラストにもうひとひねり欲しい

posted by 中年映画少年 at 21:15| Comment(0) | TrackBack(2) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月28日

ミリオンダラーベイビー(劇、5)

私のおすすめ度:★★★★★

クリントイーストウッドというと
小学生の頃たまたまテレビで観た「荒野の用心棒」で、私はファンになりました。
まさに西部劇のヒーローでした。
それが、「ダーティハリー」シリーズでアウトローの警官を演じ
「ダーティハリー3」や「ガントレット」の頃は少し見飽きたという感じになりました。
それどころか、威張ったおじさんでいやなやつだなという気持ちを持つようにさえなり、ほとんど興味を持つことはなくなりました。

当然ながら、アメリカのどこかの市の市長であったことは知っていますが
どんな施策をする市長だったかは知りませんし、
(最近、知った情報によると共和党だったとか?やっぱりそのころはいやなやつだったのかも?)
その後多くの映画の監督をし、数々の賞を受賞しているという事実しか知りません。
つまり、私の興味の対象から全く外れていたわけです。

でもこのミリオンダラーベイビーはとてもすばらしい映画でした。
こんなに感動したのは久々だったので思わずパンフレットも買ってしまいました。

映画の前半はある女性ボクサーのサクセスストーリーとして描かれていますが、
常にどこかに悲しい寂しい雰囲気でストーリーが展開してゆきます。
そして、タイトル戦。悲劇が起こります。

映画を見終わった後、しばらくはこの映画のことばかり考えていました。
主人公のマギーにとって人生とはどんなものだったのだろう?
マギーにとって自分の身体を動かすことが最も生きていると感じる瞬間だった。
その身体を動かすことが、絶たれてしまった彼女にとって
生きている意味は無くなってしまった。
しかし、確実に生きていた瞬間があった。
その事実があれば彼女は満足だったのだろうと思いました。

そしてもうひとつの疑問
「どうしてイーストウッドはこんな映画を撮ったのだろう?」
そんな疑問がしばらく頭から離れませんでした。

結論は出なかったけれど、一つだけ言えるのは
彼の現在のテーマは「死」なんだろうということです。
「死」とは、あるいは「生」とは何かという疑問をこの映画は
観客の一人一人に投げかけています。

この映画の結末には賛否両論あるだろうと思います。
安楽死否定派の私としては、否定論者になるのがもっともな話でしょうが、
こんな結末もあっていいんじゃないか。というのが、私の感想です。
とにかく考えさせる映画であることは間違いありません。

レモンパイのエピソードは原作にはないということらしく、
イーストウッドの創作でしょうか。
このあたりが日本映画とはセンスの違いを感じます。

映画全体のセンスも良く、音楽もいい。
音楽担当もクリントイーストウッドと知り、才能の豊かさに驚かされました。
他のイーストウッド監督作品も観てみたいと思いました。

それにしても主演のヒラリースワンク。とても輝いていました。
まさに映画の人物そのものになりきっていたし、
映画よろしく一発でノックアウト。ファンになりました。
アカデミー賞2回目受賞というのもうなずけます。
モーガンフリーマンも良かったし、いい映画です。

”デインジャー”というまったく才能の無いボクサーが出てくるところで
物語に一味ついています。まさしく「生」とは何かを問いかけているようです。


最後に一言:久々にもう一度見てみたい映画でした。


posted by 中年映画少年 at 23:24| Comment(1) | TrackBack(1) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。