2005年09月13日

ライフ・オン・ザ・ロング・ボード(劇・3)

Life on the Longboard
私のおすすめ度:★★★

大杉漣主演の親父映画。種子島が舞台のサーフィン映画。
2007年問題というのがありますが、団塊の世代にとって
こんな映画はしみじみ感じるモノがあるのではないでしょうか?

冒頭部分にやや早急さを感じましたが、2時間の映画だからしょうがないのでしょう。
また、大杉漣の演技にわざとらしさを感じる部分もありました。
その2点が気になるというだけで、とてもいい映画でした。

全編に「生きるとは?」という問いかけが見られ、
特に50代の人には共感する部分が多いのではないでしょうか。
若い人にもお勧めです。
また自然と向き合うサーフィンというスポーツの魅力があふれていました。

これまでも年を取ってから人生を見つめ直すという映画はあったけれど
これからも団塊の世代の退職期ということもあって
こういう映画は増えていくのかもしれませんね。

最後に一言:タイトルのロングボートはサーフィンの板という意味だけでは無かったようです。

posted by 中年映画少年 at 22:14| Comment(1) | TrackBack(7) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月30日

亡国のイージス(劇、3)

私のおすすめ度:★★★

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真田広之 福井晴敏 阪本順治
ジェネオン エンタテインメント 2005-12-22

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姑獲鳥の夏と妖怪大戦争で
やっぱ邦画はだめかな
と思っていたらこれは良くできていました。
全編飽きさせることなくストーリーが展開してゆきました。
日本映画も捨てたもんじゃないなと思っていたら
この映画、なんとハリウッドで編集しているそうじゃないですか。(ちょっとがっかり)

原作は福井晴敏のベストセラー
本好きの私ですが、読んでいません。
福井氏の新聞等でのコメントが妙に右寄りで
敬遠していたからです。
(最近の朝日新聞でのコメントはむしろ左寄りでした。私の思い違いだったのかな?)

しかし内容は(映画に関しては)右寄りということもなく
現実に起こってしまう可能性もある自衛隊イージス艦の乗っ取り事件に
二人の勇敢な男が立ち向かうという
「ホワイトアウト」や「ダイハード1」みたいな話でした。

原作の映画化ということで主人公如月と工作員の少女のロマンスとか
工作員の過去・如月の過去等に十分な時間がとれず
中途半端な面はあったにせよ見応えのある映画に仕上がっていました。
でも安藤政信演じる工作員が真田広之演じる先任伍長にやられるところは無理がないかな?
ヨンファ(中井貴一)も詰めが甘すぎ。

私はよく知りませんが、監督は今までマイナーな作品で好評かを得ていた方だとか
大作だったからでしょうか?あまり冒険してなかったのが残念といえば残念。

司令室で総理と都知事が大げんかするとかいう場面があったら
面白かったのではと思う次第です。

映画館には自衛隊募集の広告がたくさんありましたが、
そんな映画じゃないんですがね。
まあ自衛隊が乗っ取りに逢う内容なのに自衛隊の全面協力を得た裏には
この広告配置の条件があったんでしょうね。

テーマは「とにかく生きろ」ということで
国より人の命を大事にしているところに好感が持てる映画でした。


最後に一言:いのちが大事

posted by 中年映画少年 at 00:16| Comment(0) | TrackBack(1) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月29日

妖怪大戦争(劇、1)

私のおすすめ度:★

妖怪好きにはたまらないでしょうね。
大戦争というよりは「妖怪祭りだ!わっしょい!」
という感じです。

キャスティングも誰がやっているのかと探す楽しみがあります。
栗山千明があまり美しくなかったのが残念。
妖しく美しい妖怪を演じて欲しかった。

清志郎の音楽が良かった。
小豆の歌なんて最高です。


最後に一言:妖怪好きな人以外にはおすすめしません。
posted by 中年映画少年 at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

姑獲鳥の夏(劇、2)

私のおすすめ度:★★

京極ファンとしては
待ちに待った映画といいたいところですが、
正直これは映画にしてほしいけど、してほしくない作品でした。

よく映画化不可能と言われた原作を映画化したという
うたい文句がよくあるけれど、
これはまさに映画化不可能だと思っていたのですが、
観終わってやっぱり不可能だったなあという感じでした。

原作を読んでる人はわかると思いますが、
この話の最も重要なところは
人には見えないものもあるというところなのに
見せることがいのちの映画で見せながら見せないことは無理でしょう。
と言うわけのわからない説明になってしまったけど
やっぱりこの作品は映画で見るものではない。
原作で読みましょう。

それから当たり前ですが、
この映画を見ただけで京極夏彦作品は「たいしたことないな」と勘違いしないように。
原作はすごいんですから。
私なんか人生観変わりました。

せっかくだから作品の紹介を少しすると
妊娠20ヶ月の妊婦の不思議、行方不明の夫探し、連続新生児誘拐事件を
さえない作家関口君が京極堂と呼ばれる古本屋兼陰陽師や探偵榎木津の協力を得て
真相を解明するというお話。

密室で夫は消えたわけだけど、密室トリックを期待して観ていたらがっかりします。
この作品はトリックとかストーリーとかそういうことでなく
京極ワールド、京極夏彦の精神世界を感じる作品なのです。

キャスティングのことを一言触れておきたいと思います。
堤真一はどんな役でもこなせる私の大好きな俳優の一人ですが、
残念ながら京極堂役は堤さんではダメ。
もっと変わった人。存在自体が不思議な雰囲気を持った人がよかったと思います。
やはり野村萬斎あたりが適役かと。(「陰陽師」の2番煎じですが)
むしろ関口役に堤真一がよかったのではと思います。関口役は野村宏伸でもいいかな。
榎木津役は阿部寛でまあまあです。出番が少ないのが残念でした。
私としては榎木津は市川染五郎がいいと思いますが。

私の結論としてこの映画は小説の宣伝とでも位置づけてしまおうと思っているところです。

ところで完璧主義者の京極夏彦自身はこの映画をどう思っているのでしょうか?


最後に一言:原作を読もう!

posted by 中年映画少年 at 00:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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