2005年09月29日

静かなる決闘(ビ・3)

わたしのおすすめ度:★★★

この映画ができた時代に、こんな性の問題を取り扱った映画があったでしょうか。
冒頭の手術シーンは何が起こるのだろうとどきどきしました。
主人公(三船敏郎)が看護婦(千石規子)に心情を吐露する場面は圧巻
地味な内容なのにこれだけ見ている物を引き込む黒澤はやっぱりすごい。
posted by 中年映画少年 at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 黒澤映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月23日

夢(ビ・4)

私のお薦め度:4

映像がとにかく綺麗。
モノクロ映画で育ってきた黒澤が、
カラー映画を強く意識して作った作品ではないでしょうか。
カラー映画とはこんな映画じゃなきゃ

オムニバス映画で、
前半の幻想的なテーマから戦争と平和、環境問題そして人生を考えさせられます。

最初はなんだこの映画と私の中では評価が低い方でしたが、
結局この映画を観た回数が1番多いと思います。
それくらい「かめばかむほど」みたいな味のある映画だ
(黒澤映画はどれもそうですが)と思います。



posted by 中年映画少年 at 09:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 黒澤映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月19日

生きものの記録(ビ・5)

こんな映画があったのかと驚きます。
三船敏郎(当時35歳)がこんな老け役もやっていたなんてびっくり、
しかもそれがはまり役です。
三船の演技のバリエーションに驚きです。

当時(1955年)の水爆実験などの恐怖を描いた力作で
現在の環境問題にも通じるのではないでしょうか。

世界で唯一の被爆国日本の誰かが作らねばならないと黒澤が作った作品だそうです。
でも日本人て、(政治の世界をはじめ)すぐ忘れちゃうんですよね。
「天国と地獄」にしてもこの作品にしてもタイトルが意味深です。

最後に一言:本当に正常な人とはどんな人でしょうか。
posted by 中年映画少年 at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 黒澤映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月16日

悪い奴ほどよく眠る(ビ・4)

私のおすすめ度:★★★★

見ていて強い怒りを感じました。
いまだに無くならない贈収賄とそれをもみ消そうとする悪玉たち。
似たようなことは、現在でもあります。
1960年の映画ですが現代にも通じる黒澤の怒りのメッセージ。
また、最後までドキドキし、全くあきさせない演出は、改めて黒澤映画の
素晴らしさを感じました。
本当にタイトルのとおりだと思います。

posted by 中年映画少年 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 黒澤映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

用心棒(ビ・5)

私のおすすめ度:★★★★★

椿三十郎の前作。桑畑三十郎が主人公。とにかく痛快
痛快時代劇という言葉はこの映画から生まれたのではないかと思うくらい。
クリント・イーストウッド「荒野の用心棒」のもとになった作品
ケヴィン・コスナー「ボディガード」の中でもちょっとでてきます。
途中で三十郎が袋叩きにあってしまうのが人間くさい。
ブルース・ウィルス「ラストマン・スタンディング」でもリメイク



posted by 中年映画少年 at 20:53| Comment(1) | TrackBack(0) | 黒澤映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月15日

赤ひげ(ビ・5)

私のおすすめ度:★★★★★

映画を越えた映画ですね。
映画を見ている途中、何度も感情移入してしまいました。
これはとてもフィクションとは思えない。演技とは思えない。
実際に存在しているとしか思えませんでした。
こんな映画を作られたら、どんな映画も作為を感じそうです。
加山雄三は、いろいろと才能のある人ですが、
この映画の加山雄三は素晴らしかった。
若大将だけが彼のイメージと思ったら大間違いでした。
三船敏郎は言うまでもなく最高でした。貫禄十分です。
黒澤がこの映画を最後に三船と映画を撮らなくなり、
その後は映像視覚的な作品が増えていったのも
この映画まででやりたいことをある程度やった
という充実感があったからでしょうね。

最後に一言:私の黒澤映画ベスト3です。

posted by 中年映画少年 at 19:59| Comment(2) | TrackBack(2) | 黒澤映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月12日

生きる(ビ・5)

私のおすすめ度:★★★★★

生きるとは記録を残すことでもない、
記憶を残すことでもない
自分が生きていることを実感することなんだ。

女学生の誕生パーティのシーンは、元気が出てきます。
お役所のたらい回しも笑えるし、問題意識も見事。

お葬式のシーンで笑いをとったのも黒澤が初めてではないでしょうか。

最後に一言:ちょっと長いけどおすすめ

posted by 中年映画少年 at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 黒澤映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

隠し砦の三悪人(ビ・4)

私のおすすめ度:★★★★

まさに冒険活劇。最初から最後まであきることなく楽しめます。

三船敏郎は貫禄の存在感。 
藤原釜足と千秋実のコンビの掛け合いが最高です。
スターウォーズのR2−D2,C−3POが、この二人をモデルにしているということは有名。
さらにジョージ・ルーカスは、はじめオビワン・ケノービ役に三船敏郎を予定していたとか。

スターウォーズの原点という意味で、スターウォーズファン必見の作品です。

最後にもう一言:もしオビワンをミフネが演じたら、若きオビワンは渡辺謙だったかも?

posted by 中年映画少年 at 21:34| Comment(0) | TrackBack(1) | 黒澤映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月10日

椿三十郎(ビ・5)

私のおすすめ度:★★★★★

観ている間、全然飽きない。おもしろすぎる。

黒澤映画の中で一番好きな映画といってもいいくらい好きな映画です。
「ダイハード」みたいに機転をきかせながらユーモラスに敵を倒してゆくという。
そんな映画です。

最後の仲代達也との決闘シーンは短いがすごい迫力
共演者の加山雄三、田中邦衛らも思わずぞっとしたらしい。

最後に一言:「用心棒」の続編です。
posted by 中年映画少年 at 21:15| Comment(0) | TrackBack(2) | 黒澤映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月06日

七人の侍(劇・4)

私のおすすめ度:★★★★

「世界のクロサワ」作品は私にとってすべて満点といってもいいのですが、
この作品は見るのに時間がかかるというので4つ★としました。

黒澤映画のベスト作品に必ず挙げられる作品ですが、
劇場で観ることができた私はとても幸せ者です。
リマスター版で公開されたときに劇場に見に行きました。
さすがに3時間半は長かった。でも面白かった。

黒澤は映画はエンターテイメントでなければならないというのが持論でしたが、
正に息もつかせぬ3時間半、とても充実した時間を過ごせました。

三船敏郎というと私の小さい頃、「荒野の素浪人」というテレビシリーズがあって
その中ではやたら貫禄のある、剣の腕が立つ浪人という役でした。
たぶん「用心棒」「椿三十郎」のその後みたいな話だったんだと思います。
しかし、この「七人の侍」では、
若くて血の気の多いやんちゃな大男で、あまり刀さばきはうまくないという役で
ちょっと意外だったのを覚えています。
それまではいばった感じであまりいい印象ではなかったのですが、
人間くさい役でとても好感を持つようになりました。
また久蔵役の宮口精二はかっこいいし、
勘兵衛役の志村喬も落ち着いた頼もしい役で
七人それぞれが個性的でした。

DVDで観ることはできますがこれは是非映画館で観てもらいたい。
しかし映画館で観ることが難しいのが残念です。
ホームシアターがある人は、うらやましい限りです。
劇場では途中で画面に「休憩」が入るのですが、DVDではどうなっているのでしょうか。

黒澤作品はほとんど見ているので、これから少しずつ紹介してゆこうと思います。

最後に一言:DVDで満足しないで、もし劇場公開されたら是非見に行こう。

posted by 中年映画少年 at 18:16| Comment(0) | TrackBack(1) | 黒澤映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。